ソフトバンクが「海外あんしん定額」を7月13日に開始　980円／24時間で最大3GBから

[金子麟太郎，ITmedia]

　ソフトバンクはソフトバンク、Y!mobile、LINEMO向けに、海外向けパケット定額サービス「海外あんしん定額」の提供を7月13日に始める。

　海外あんしん定額は従来の「海外パケットし放題」の対象エリア（定額国L）にて、データ通信が利用可能なサービス。プランは980円／24時間で最大3GB、72時間／2940円で最大9GBの2種類ある。利用時間内にデータ量の上限に達すると、終了時間まで下り最大128kbpsに制限される。

　なお、2023年7月13日以降、データ量の上限が変更となる。980円／24時間のプランは最大3GBから最大1GB、72時間／2940円のプランは最大9GBから最大3GBとなる。

　対象機種は世界対応ケータイ（iPhone、iPad、スマホ、タブレット、4G ケータイ、モバイルデータ通信端末、モバイルデータ通信対応PC）。3Gケータイは対象外となる。

　海外あんしん定額は国内での申し込みから海外でデータ通信を開始するまでの間や、所定の利用可能時間の終了後は通信が自動で停止するため、不要な通信料が発生しない。さらに、海外で利用したデータ通信量は国内での利用分と合算されない。

　申し込みは渡航前に専用サイトで行えるが、現地到着時にソフトバンクから届くSMSからも行える。別途、データローミング設定や、専用サイトへのアクセスも必要となる。

　ソフトバンクは海外あんしん定額の提供に加えて、2022年10月以降、渡航先での音声通話の料金体系を、通信事業者単位から国・地域単位へ改定する予定。具体的な改定日は後日Webサイトで案内するとしている。