外出時の“もしも”に備えて　iPhoneに「緊急連絡先」を登録する方法

[中川理緒（TEKIKAKU），ITmedia]

　外出中気を付けたいのは、出先での大きなけがや病気です。突然意識を失ってしまうという状況は誰しもあり得ます。

　そんな緊急時のために、iPhoneに備わっている氏名や生年月日、血液型を登録しておく「メディカルID」を活用しましょう。特に1人でいることが多い人は、万が一のときのために「緊急連絡先」を登録しておくことをおすすめします。

登録は「＋」マークを押して入力するだけ

　iPhoneには自由に動けない状況に陥ったとき、緊急SOSを使えば110番や119番など該当の機関に発信します。その後、家族や友人、医者などメディカルIDに登録した緊急連絡先へ、iPhoneの端末本体がある位置情報を送信して知らせてくれます。

　この緊急連絡先に情報を登録するには、「ヘルスケア」アプリを開いて、プロフィール画像をタップします。「メディカルID」を選択し、「緊急連絡先」欄の該当項目に情報を入力しましょう。

登録した情報を削除する

　以前緊急連絡先を登録したが、もう古い情報だから書き換えたい、もしくは削除してしまいたいという場合は、「メディカルID」を開き、緊急連絡先の横にあるマークから簡単に削除できます。

誤発信に悩むときは対策しよう

　緊急SOS電話は簡単にかけられるので、誤発信してしまうことも多いようです。iPhone 8以降はサイドボタンといずれかの音量調整ボタンを長押し、iPhone 7以前は、サイドボタンを5回素早く押すと緊急SOS画面が表示されます。

　いざというとき、これらの機能は命を救う大事な役割を持っています。しかし、日常的にサイドボタンを使って誤発信してしまう人は「長押ししてから放して通報」か「ボタンを5回押して通報」のどちらかをオフにし、できるだけ誤発信を防ぐように設定するといいかもしれません。