電動キックボードなどのシェアリングサービスを手掛けるLuup(東京都品川区)は6月10日、中国で普及しているコミュニケーションサービス「WeChat」から、電動アシスト自転車を借りられるようにしたと発表した。訪日中国人の利用を見込むという。
WeChatを通して借りられるのは電動アシスト自転車のみ。サービス利用時は、日本の交通ルールについて説明する動画を視聴し、8問の交通ルールテストに全て正解する必要がある。料金はWeChat内の決済機能「WeChat Pay」から支払う。電動キックボードのレンタルは対象外で、今後の対応は「現時点では予定していない」(Luup)
中国人観光客向けビザの発給要件を緩和する政府の方針を踏まえた施策。これまでは中国人観光客がよく使う決済手段をサポートしておらず、増加するニーズに対応できていなかったところ、WeChatからの支払いを可能にし、需要に応えるという。
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